山陽百貨店(さんようひゃっかてん、英称:Sanyo Department Store Co., Ltd.)は、日本の百貨店の一つ。
戦災復興による姫路都心市街地の再構築につき、大手前通り (姫路市)大手前通りの建設と合わせたメインの事業として企画された駅前マーケットの流れを汲み、山陽電気鉄道と神姫バスの共同出資で1952年(昭和27年)2月に「株式会社山陽百貨店」を設立、同年9月に山陽百貨店を開店した。
1991年(平成3年)に姫路駅西再開発に伴い現在の西館を増床し店舗面積を28,000m²とする。阪神・淡路大震災直後は神戸地区の壊滅を受けて最高345億円の売上げを記録するも、現在は神戸・大阪地区への顧客流出に苦戦を強いられている。
2005年(平成17年)にリニューアルオープンし、現在も兵庫県西播磨地区での地域一番店の座に就いている。2011年(平成23年)完成予定のJR姫路駅高架工事に伴う再開発計画には新しい姫路駅前エントランスゾーンにふさわしい“新複合型百貨店”の構築に意欲を見せる。
2008年(平成20年)5月の第79回定時株主総会にて元天満屋常務・高野勝氏が代表取締役社長に就任し、創立以来初めて他百貨店出身の社長が誕生した。
※山陽電気鉄道山陽姫路駅及び神姫バス姫路駅前バスターミナルが併設されており、典型的なターミナル百貨店(ステーションデパート)である。また姫路市のメインストリートである大手前通りに面しており、同社の所有施設ではないが地下2階には駐車場も完備している(同社経営のSパーキングは店舗より徒歩5分の場所にある)。
店舗は兵庫県姫路市南町に所在し、広畑・網干・福崎町福崎・たつの市龍野・赤穂市赤穂・朝来市和田山・豊岡市豊岡には小さなギフトショップ兼外商出張所がある。また同社のストアキャラクターとして姫路城のお姫様をイメージした“夢見ちゃん”がある。小売業業界における年収順位は381社中369位で業界内年収は平均より低い部類に入る。
年収タグ:
SanyoDepartmentStore
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